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6.レポートの書き方について

レポートの書き方については、こちらをご覧ください。

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レポート作成のヒント

レポートの書き方:ルールと発想法

1.レポートって何? なぜレポートを書くの?

短大ではいろいろな科目でレポートを書く課題が出されます。
特定のテーマや事項について、授業中の先生の説明や教科書をまとめたり、図書館の本を使って調べて書いたり、あるいは実際に自分で観察をしてその結果をレポートにすることもあります。
実習での経験やそこで考えたことなどをレポートとして提出することもあるでしょう。

ですから、一口にレポートと言っても1ページの簡単な報告から、10ページ、20ページにもなる研究レポートまでさまざまな種類があります。
しかし、すべてのレポートに共通していることは、「自分で調べた事実に基づいて」「自分の言葉で書く」ということです。

短大で中学や高校よりもレポートを重視するのは、この2つのことをみんなに身につけてほしいからです。
つまり、ある問題についてしっかり調べる練習をすることと、わかりやすく正確な文章を書く練習をすることです。

one point
レポートは、自分で調べた事実に基づいて、自分の言葉で書くこと。
2.レポートの基本ルール(1) 自分で調べた事実に基づいている

みなさんは、小学校以来「作文」や「感想文」は何度も書いたことがあると思います。
それでは、「作文」と「レポート」は何が違うのでしょうか。
どちらも自分で考え、自分の言葉で文章を書くという点では変わりません。
しかし、「作文」や「感想文」では、自分が面白いと思ったことを描写したり、自分の感じたこと、考えたことをそのまま述べればいいのに対して、「レポート」はなぜそう考えるのか、あるいはなぜそう思うのかという根拠を示して読む人を納得させなければいけません。つまり、必ず事実に基づいていなければいけないのです。

ここで言う事実には、実際に観察したり体験したことはもちろん、本やいろいろな資料に書かれていること、新聞や雑誌で報道されたことも含まれます。
そうした事実、言い換えれば証拠を示して、「だからこれこれである」と結論を述べるのがレポートなのです。

したがって、レポートを書くという仕事の半分は、「事実を探す=自分で調べものをする」という仕事です。
そしてそれこそが、レポートを書くことによってみんなに学んでほしい第1のことなのです。

レポートを書くというのは、ただ原稿用紙に思いつくままに文章を書くということではありません。
大切なのは、文章を書くまでの準備段階でどれだけしっかりと調べものをするかです。
ですから、レポートを書くという課題は、単にその授業の内容を勉強しているだけでなくて、将来みなさんが難しい問題に直面し、それを自分で解決していかなければならないときに、どうやって自分自身で問題と取り組むかという問題解決の方法練習でもあるのです。

未知の問題と取り組むには、教科書の知識を憶えるだけの勉強では不十分です。
みなさんが社会に出てから出会う問題は、入学試験のように、決まった答えがあって、知っていればできる、知らなければできないというものではありません。
大切なのは、経験のない問題に直面したとき、そうした問題、課題とどのように取り組むべきかという問題へのアプローチの仕方を身につけているかどうかなのです。
「レポートを書く=調べものをする」という勉強を通じて、専門知識だけでなくそうした問題解決能力を身につけてほしいのです。

one point
レポートを書くという仕事の半分は、「事実を探す=自分で調べものをする」ということ。
3.レポートの基本ルール(2) 自分の言葉で書く

学生のレポートでよく目にするのは、何冊かの本の文章をそのまま書き写して、つないだものです。
ひどいレポートになると、途中で「です・ます調」に変わったり、突然元の本の「私」が出てきたりします。
これはレポートとは言えません。レポートは他人の文章の寄せ集めではいけません。

しかし、基本ルール1で言ったようにレポートでは調べた事実を示すことも必要です。
そのために絶対に守らなければいけないルールは、「人の考えや文章を利用するときにはそれが引用であることをはっきりと示す」ことです。

レポートの本体となる文章は自分の文章でなければなりません。
それでこそ文章を書く練習としてのレポートの意味があるのです。

みなさんは社会に出て仕事をすればいろいろな場面で文章を書くことが必要になります。
保育園でも幼稚園でも保護者との連絡の基本はノートやお知らせの文章です。
これからはインターネットを使ったメールのやり取りももっと利用されるようになるでしょう。
その時に普段友だちや家族と話している口調とおなじ調子で文章を書くわけにはいきません。
子どもを預けている親から信頼されるしっかりとした文章を書く力が求められます。

人の心に届くのは、自分の言葉で書かれた文章です。
そして人を納得させることができる文章は、正確でわかりやすい文章です。
この2つを兼ね備えた文章を書くためには練習が必要です。
レポートを書くことで自分の言葉でわかりやすい文章を書く技術を磨きましょう。

one point
人の心に届くのは、自分の言葉で書かれた文章。
人を納得させることができる文章は、正確でわかりやすい文章。
4.レポートの常識 引用の示し方

本や雑誌・新聞などから文章を引用するときには、引用の部分を「 」で囲み自分の文章とはっきりと区別がつくようにします。
そして引用した文献・資料の著者とタイトル、さらに何ページからの引用であるかをレポートの最後に付けた注で示します。

例1
袰岩は問題のあるコミュニケーションとして「依存的なコミュニケーション」1)などを挙げている。
注1)袰岩奈々『感じない子どもこころを扱えない大人』集英社、2001、p.114.

何行にもわたる長い引用の場合には、段落を改めて引用の部分だけ行頭を数字下げて区別する書き方もあります。

例2
袰岩は依存的コミュニケーションの問題点について次のように述べている。
傷つくことを恐れて依存的な言い方をしたり、依存的な言い方に振り回されたりしているうちに、気持ちのよいコミュニケーションができなくなっていく。
自分が何を欲していて、相手に何を期待しているのか、自分が感じていることが何なのか、自分の本当の気もちや本当に相手に伝えたいことがなんなのかがわからなくなっていくのだ。1)
注1)袰岩奈々『感じない子どもこころを扱えない大人』集英社新書、2001、p.117.

いずれにせよ絶対にしてはいけないのは、他人の文章をそのまま自分の文章の中に紛れ込ませて自分で書いたようにみせることです。
たとえ一行でも、引用であることを示さずに人の文章を写せば、そのレポートは盗作です。

one point
引用のルールは、文章を書くときの常識です。
5.研究レポートの発想法

ここまでは、すべてのレポートに共通する基本ルールと常識を説明しました。
後半は、研究レポートを書くための「発想法=アイデアの生み出し方」を詳しく解説します。

研究レポートというのは、与えられた課題に対して自分で考え、調べ、最終的に自分自身の意見を述べるレポートです。
たとえば、「幼児の遊びに対するテレビゲームの影響について」という課題に対して、文献や統計資料を調べたり、あるいは実際に子どもの様子を観察し、親にアンケート調査をするなど、さまざまな事実を集め、それに基づいて自分の意見を述べるレポートです。

研究レポート以外のレポートももちろん大切なのですが、研究レポートに重点をおいて解説するのには二つ理由があります。
一つには、研究レポートがその他のレポートを総合したものだということです。
ですから、研究レポートの書き方がわかれば、そのほかのレポートにも応用できます。
そして、もう一つの理由、そしてこれがより本質的な理由ですが、研究レポートの書き方、もっと正確に言えば、研究レポートの組み立て方、発想の仕方を学ぶことは、高校までとは違う、短大で求められる自分で調べて問題を解決する学習の仕方を身につけることにつながるからです。

研究レポートの鉄則は、まず自分の意見を持つこと、自分の考えとして言うことがなければ書く必要はないということです。
レポートに限らずすべての文章の基本ですが、書き手自身の考えとして読む人に伝えたいことがなければ、そもそも文章など書く必要はありません。

みなさんがおかしやすい間違いは、まず適当に材料となるものを集めて後から手ごろな意見を考えようとすることです。
その結果どうなるかというと、読んだ本のあちらこちらをそのまま書き写し、結論も人の意見を繰り返すだけというレポートになってしまします。

では、そうならないためにはどうすればよいのでしょうか。
それには、まず与えられた課題について文献などを読む前に自分自身でじっくり考え、自分なりの意見を持ってから資料などの調べものをすることです。

one point
研究レポートの鉄則 まず自分の意見を持て、自分の考えとして言うことがなければ書く必要はない。
6.シミュレーション 研究レポート「21世紀の保育所はどうあるべきか」

それでは、実際にどんなふうに研究レポートを組み立てるのか、「21世紀の保育所はどうあるべきか」という課題でシミュレーションをしてみましょう。

1. 課題のテーマを絞ってあなた自身の話題を設定しよう

通常、レポートの課題としては、学生がそれぞれの興味や関心に沿って発展できるようにある程度広いテーマが与えられます。
たとえば、「21世紀の保育所はどうあるべきか」のようなテーマです。
このような広いテーマのままでは漠然としすぎてどんな意見を述べられるか考えがまとまりません。
したがって、テーマを絞り込み、決められた枚数の中で自分は特に何について述べるかを決めなくてはいけません。
課題の範囲内で、このレポートで自分が何について述べるのか、それが話題です。

話題を設定するために、まず課題のテーマについて自分で思いつく言葉をどんどん挙げていきます。
最初はなかなか出てこないかも知れませんが、あまり難しく考えず、関係のある言葉を書き留めていくだけでかまいません。
「21世紀の保育所はどうあるべきか」という例では、このテーマの核となるのは、「21世紀」、「保育所」、「どうあるべきか」の三つですから、それぞれについてたとえば次のような言葉が連想されます。

テーマの核になるのは……

21世紀
新しい、改革、変化、新時代、少子高齢化社会……
保育所
子ども、赤ちゃん、ブランコ、すべりだい、大きな積み木、お昼寝、保育士、親、母親、父親、家族、遊び、建物、保育、家庭、働く女性、駅前保育、延長保育、保育料、遊具、実習、子育て支援、福祉、政策、園長先生、地域社会、明るい窓、砂場、研修……
どうあるべきか
理想、現実、現在足りないもの、改善、変化への対応、ニーズにどう応えるか……

これは思いつくままに書き留めたものです。みなさんにもこれぐらいの言葉はすぐ思いつくでしょう。
このとき大切なのは、初めからあまり分類したり関連づけようとしないで、とりあえず思いつく言葉を何でもメモすることです。
そうして、一通り言葉が出尽したところで、今度は言葉を関連づけてゆきます。

まず中心となる「保育所」関連の言葉を見てみると、いくつかのカテゴリーに分類できる言葉があります。

グループにまとめる

① 子ども、赤ちゃん
② ブランコ、すべりだい、大きな積み木、遊び、遊具、砂場
③ 保育士、保育、保育科、実習、園長先生、研修
④ 親、母親、父親、家族、家庭、働く女性
⑤ 駅前保育、延長保育、子育て支援、福祉、政策、地域社会

①は子どもそのものを表す言葉、②は子どもの遊び、③は保育する側にかかわる言葉、④は親に関係する言葉、⑤は保育制度・行政に属する言葉です。
これだけでも、この課題を五つの違った視点から論じられることがわかります。
つまり、子どもそのものに重点をおくこともできるし、子どもの遊びを中心に論じたり、あるいは保育制度の面から考えることもできるのでしょう。

さらにこの①から⑤の項目を「21世紀」に関連する言葉と組み合わせます。
たとえば①では、「子ども」と「変化」「少子高齢化社会」を結び付ければ、子どもの減少、一人っ子、核家族化の拡大、早期幼児教育の流行など連想は広がってゆきます。

この辺まで進めば、「どうあるべきか」に関連する言葉とも組み合わせて、次のような話題の候補をいくつか考えられるはずです。

話題の候補

「少子化時代の保育所の理想像。」
「一人っ子が増加する時代に保育者には何が求められるか。」
「核家族化が拡大する時代に保育所は地域社会とどうかかわるべきか。」
「福祉施設としての保育所は早期教育のニーズにどう応えるべきか。」

こうして考えた話題の候補の中から、自分にある程度の知識があり、興味を持ったもので自分自身で意見を考えられるものを選べばいいのです。

one point
テーマを絞り込み、決められた枚数の中で自分は特に何について述べるかを決める。
次に、話題の候補の中から、自分にある程度の知識があり、興味を持ったもので自分自身で意見を考えられるものを選ぶ。
2. 意見を考える

話題が決まったら、その話題に対して自分はどのような意見を主張できるかを考えます。
10枚程度までの短いレポートならば、話題は一つ、意見も一つ、が原則です。
したがってここで考えた意見が、最終的にはレポート全体の結論となります。
つまりレポートを書くためには、まず結論を考えてから全体の構成を練り、そして実際に書きだすのです。
ゴールがどこかわからずに走り出すランナーはいません。
レポートも同じです。最終的にそのレポートがどこに到達するのか曖昧なままで書き始めたレポートは、気ままに歩く散歩のように、論旨の一貫しない散漫なレポートになってしまいます。

ただし、この段階で考える意見は、仮の意見です。ひとまず自分の頭の中にあるものだけで意見を考え、レポートの目標を定めてから文献・資料などを調べて必要ならば意見を修正します。
そして、意見を確定してから書き始めるのです。
それでは、前の節で考えた話題の中から、「核家族化が拡大する時代に保育所は地域社会とどうかかわるべきかを例に、どのように意見を考えられるか具体例を示してみましょう。

核家族化が進み同時に子どもの数も減っていくとすれば、家庭内で子どもが他の子どもと接する機会はますます少なくなるだろう。
身近に子育てについて相談できる人もいないので、母親も孤立する危険がある。
そうすると、保育所に通っていない子どもの家庭ほど逆に育児に不安を持つ傾向になるかも知れない。
保育所は保育の専門家の集まりだ。専門家として育児に不安を持つそうした家庭を支援することができるのではないか。
21世紀の保育所は、保育所に通っている子どもだけを対象にするのではなく、地域の子育ての情報基地のようになるべきではないだろうか。
そうだ、これをレポートの意見にしよう。まとめると、『21世紀の保育所は、単に保育所に通う子どもを保育するだけでなく、保育の専門家集団として、地域に開かれた子育て情報センターとしての役割もはたすべきである。』これでよし。

というふうに考えられればいいわけです。

one point
レポートを書くためには、まず結論を考えてから全体の構成を練り、そして実際に書きだす。
3. 資料・文献を探す

課題に対して話題を設定し、仮の意見まで考えたところでようやく自分の書くレポートの全体像が見えてきます。
繰り返しますが、ここまでは自分の頭の中にあるものだけでやる作業でした。
そして次に必要なのが、図書館へ行って資料や文献を調べることです。

レポートで何について述べるのか話題をしぼり、それに対する自分の意見を考えたうえで、今度はその意見を支えるための事実を探すのです。

ここまでがしっかりできていれば、この調べものをする作業はそれほど難しくないはずです。
なぜなら、この時点で、自分が必要とするものはもうはっきりとわかっているはずだからです。

前節の例で続けて説明しましょう。

課題
「21世紀の保育所はどうあるべきか」
話題
「核家族化が拡大する時代に保育所は地域社会とどうかかわるべきか。」
意見
理想、現実、現在足りないもの、改善、変化への対応、ニーズにどう応えるか……

レポートを書くために必要なのは、この「核家族化が拡大する時代に保育所は地域社会とどうかかわるべきか。」という話題で、「21世紀の保育所は、単に保育所に通う子どもを保育するだけでなく、保育の専門家集団として、地域に開かれた子育て情報センターとしての役割もはたすべきである。」という意見の根拠となる事実を集めることです。

まず、実際に核家族化が進んでいること、子どもの数が減少していることを示す統計的データが必要です。これは、国勢調査の速報、年鑑などを調べれば手に入ります。

次に必要なのは、子どもを持つ親の育児不安に関する資料です。
これもまず統計資料を探してみます。
しかし、育児に対する不安という問題は、公的機関の統計的調査にはなじみにくく、「白書」や「年鑑」では見つからないかもしれません。
逆に育児に関する本は、一般的な育児書から専門書まで膨大な数の書籍・雑誌が出版されているはずです。そこでこの項目では本や雑誌を探すことにしましょう。

最後に、地域に開かれた保育所について現状を調べます。
この問題は、保育行政や福祉政策にもかかわるので、公的なものも含め比較的文献が集めやすいと思います。
こうした調べものは、馴れるまではなかなか難しいものです。
最初は一度にぴったりとした本や資料は見つからないほうが普通だと思って、図書館を探検するつもりで楽しみながら探してください。
そしてわからないことは遠慮せずに図書館の人にどんどん質問しましょう。
きっと親切に相談に乗ってくれるはずです。

こうして文献を読み、資料を整理した段階で、ようやく実際に原稿用紙に向かってレポートを書く準備ができたことになります。
もちろんここまでの作業でも、メモをとったり、ノートをつくりながら各段階を進んでゆきます。
また、資料・文献を検討しながら、初めの構想や仮の意見に修正を加えることもあります。たとえば、開かれた保育所についての文献の中で、老人ホームや地域の高齢者のためのデイ・ケアー・センターと保育所を融合させた施設の存在を知り、これこそ高齢化と少子化が同時に進行する21世紀の日本にふさわしい施設だと思えば、それを自分の意見に取り入れることができます。

このように、最初に話題を設定し、自分で仮の意見を決め、それから資料・文献にあたり、その資料・文献を検討していく過程でもう一度レポート全体の構想と意見に修正を加えることで、最終的なレポートの組み立てと結論を決定するのです。

one point
レポートは、何について述べるのか話題をしぼり、それに対する自分の意見を考えたうえで、今度はその意見を支えるための事実(資料)を探す。
7.おわりに

「レポートのルールと発想法」わかりましたか?
ここでは文章の書き方やレポートの形式についてはあえて触れませんでした。
文章の問題以前に、レポートとは何かをまず理解して欲しいと思ったからです。

レポートの文章の基本として一つだけ注意しておくと、レポートでは「です・ます」調は使いません。
必ず「だ・である」調で書きます。わかりやすい文章を書くための基本とレポートの基本の形式については、下に挙げた『レポートの組み立て方』を参照してください。

レポートを書くにはまず自分の頭の中にあるものから始めるのだ、ということを強調してきました。
短大で書くレポートでは、学生の勉強と無関係な課題が出題されることはありません。
それでももし、何も思いつかない、どう考えていいのかわからないと感じるならば、それはあなた自身の日常の勉強に問題あり、ということです。
レポートは、適当に本を読んで形を整えればいいというものではありません。
課題に取り組もうとするあなた自身の知的好奇心の高さ、問題意識の鋭さが問われるものなのです。

one point
レポートは、課題に取り組もうとするあなた自身の知的好奇心の高さ、問題意識の鋭さが問われる。
参考文献
木下是雄著『レポートの組み立て方』、ちくま学芸文庫 、筑摩書房 1994年
レポートの発想の仕方、わかりやすい文章の書き方、文献・資料の調査法まで明快に解説した必読書です。

参考文献の表記の仕方

「参考文献」とは?

研究や調査目的のために参考にする、あるテーマについての記録、論文、記事、資料などです。収集した資料をレポートで引用したり参考にした場合は、その文献情報をレポートの最後に記載します。図書、雑誌、新聞など資料の種類によって記録すべき情報が異なります。